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初めての文化祭ライブ。初ライブを成功させるためのスケジュール管理術
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初めての文化祭ライブ。初ライブを成功させるためのスケジュール管理術

今年の文化祭・学園祭でライブがしたい!

でも、なにから手を付けていけばいいの?

今回は、初めての学園祭ステージを成功させるためのポイントをスケジュールにまとめてみました。

高校の文化祭・学園祭は、9月が本番

無題のスプレッドシート - シート2

文化祭ライブが行われる時期は学校によってさまざまですが、高校なら文化祭・学園祭は9月頭に行われることが多いと思います。

年度初めの4月からカウントすると、9月までの間は「5ヶ月間」です。

5月末の中間テストや、7月頭には期末テスト期間になるので、実質4ヶ月ぐらいの間で演奏できる状態にしなければいけません。

楽器をはじめたての方なら、ステージで演奏できるようになるためには、日々の楽器練習が必要です。

今回は憧れの学校でのライブ演奏を夢で終わらせないために、本番までにやっておきたいことをまとめてみました。

スケジュール順に紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

初ライブを成功させるためのスケジュール

4月|軽音楽部に入部 or 先輩・先生に文化祭に出演方法を聞く

月|軽音楽部に入部 or 先輩・先生に文化祭に出演方法を聞く

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楽器経験者の多い軽音楽部がある場合はそこに入部することが一番の近道です。

学校によっては、出演希望者を募ってオーディションが開催されます。

普段は軽音楽部に所属していなかったり、学校に軽音楽部がない場合は、先輩や先生に気になることを積極的に相談していきましょう。

5月|バンドメンバー集め

5月|バンドメンバー集め

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7月に入ってからは期末テスト、その後は夏休みが始まり、学校でも顔を合わせる機会が少なくなるので、6月末までには「バンドメンバー」を確定していきましょう。

同級生で見つからない場合は、勇気を出して先輩や後輩に声をかけてみましょう。

メンバーがそろったら、各パートの楽器演奏のレベルを最終チェックしましょう。

楽器初心者と経験者が同じメンバーにいて演奏のレベルにあまりにバラつきがある場合は、先輩は後輩をリードし後輩は先輩に負けないようにしなければいけません。

6月|曲決め

 6月|曲決め

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曲を決める前に確認しておきたいのが持ち時間(演奏時間)です。

いきなりオリジナル曲を披露するのは現実的に難しいと思うので、カバーやコピーでの演奏が中心になると思います。

メンバーで曲候補をたくさん出して、その中から文化祭当日のライブステージを想像して選曲しましょう。

ここで大切なのは「当日お客さんが聴きたい曲を考えるということ」です。

ヒット曲や難易度の高い曲が盛り上がる曲とは限りません。

周りの友達に意見を聞いて参考にするのもありでしょう。

7月|バンド練習を決める

7月|バンド練習を決める

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文化祭が9月の頭だとすれば、夏休みの頭からわずか40日間しかありません。

集中してバンド練習ができる貴重な期間なので、メンバーの予定を合わせて、学校の教室や近くの音楽スタジオの予約を押さえておきましょう。

まず1曲でいいので、バンドメンバーで自信を持って演奏できるようになれば、モチベーションが次の曲へ繫がります。

練習日が決まったら、それぞれのパートが個人練習していきます。

自分の音の確認、曲構成の確認などを、何度も聞くところからスタートし、まず「曲を覚える」ことを意識しましょう。

バンドスコアや譜面がある場合は、それを参考にしておきましょう。

あと練習中もトラブルなくできるように、常に楽器のコンディションを保っておきましょう。

8月|バンド練習日

8月|バンド練習日

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まず練習部屋に入ったら、各パートのセッティングをはじめます。

自分の楽器セッティングが終わったら、一旦音を止めて、他の人の音色作りや音量調整の邪魔にならないよう配慮します。

全員のセッティングが終われば、音量のバランスをチェックするために、1曲演奏します。

バンド練習は、必ず録音して客観的に演奏を聞くようにしましょう。

スマートフォンのボイスレコーダーも活用できますが、スタジオのしっかりした録音機器で音を録音してみてもいいでしょう。

などチェックします。

7日前|曲を「自分たちのモノ」へと変換

7日前|曲を「自分たちのモノ」へと変換

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ここまでくれば、あとは繰り返し練習して改善点を見直すことの繰り返しです。

思う存分楽しんで練習することで、オリジナリティが生まれてきます。

そのためには、ステージングや曲順を意識した練習が必要です。

人前で演奏することに慣れる意味も込めて、先輩や顧問の先生にチェックしてもらう機会も持ちましょう。

前日|イメージトレーニング

 前日|イメージトレーニング

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楽器や衣装のチェック、ピック、ギター弦、スティックなどは必ず予備を用意しておきましょう。

ステージ上でかっこよく演奏している自分の姿をたくさん想像しておいてください。

好きなアーティストのライブ動画などを見ておくと、パフォーマンスやモチベーションがより高まります。

当日|ステージリハーサル

当日|ステージリハーサル

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ライブ当日には、音響セットを含めたリハーサルがあると思います。

ステージは、普段練習している環境とは違います。

堂々と演奏できるように、ここで各パートの音量バランスなどを入念にチェックします。

また、お客さんが入る前と入ったあとでは、客席からの反響の感じが変わるため注意が必要です。

アンプの位置や、ボリューム・音色セッティングは、本番と同じようにできるように、必ずメモするようにします。

演奏立ち位置が確認できたら、床にテープで目印をつけるなどしておきましょう。

本番|思う存分、楽しんでください!

本番|思う存分、楽しんでください!

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本番に一番意識して欲しいことは「客席をしっかり向いて演奏する」ということです。

十分に練習を重ねていれば、演奏が体に染み付いているはずです。

自信を持って演奏して、会場にいるお客さんを楽しませましょう!

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文化祭・学園祭ライブをもっと盛り上げるためにはどうしたらいい?

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ライタープロフィール

中尾きんや

スタジオラグ

中尾きんや

スタジオラグスタッフ

ウェブサイト:https://www.studiorag.com

Twitter:kin_kinya

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